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フリッツ・ラングの「メトロポリス」が有楽町のマリオンの上で上映されていたので観にいきました。会場は800人くらい入る所ですが、上映1時間前に行ったのに当日券はすでに売り切れ。「キャンセル待ち」の券(映画でははじめてきいた)をもらって、無事入場することができました。場内にはいってみると、席はぱらぱらとあいているもののほぼ満員で、この映画への関心の高さがうかがえました。
映画のストーリーはかなりしょぼいものです。昔の映画なので、このしょぼさが、時代性によるものなのか、作家の意識の低さによるものかはわからんのですが。 絵としての映画には、さすがSF映画の元祖と呼ばれるだけあって、面白い箇所がありました。 ・ 発明家の「博士」の研究室では怪しい液体の入ったフラスコがいくつも火にかけられている ・ 人造人間と人間を電極でつなぎ、スイッチをいれると電磁波?による光の輪がびよーんびよーんと現われて、コピーが行われる ・ 一見人間にそっくりの人造人間を火にかけると、焼け跡から金属でできたロボットが現われる といった、アニメでもお約束の描写のおおもとが、80年前のドイツ映画だったことにしみじみとした思いに。 また、そのほかにいくつかのどうでもよい発見。 ・ 劇中の「えっちな歓楽街」の名前がなぜか「ヨシワラ」。セットをみると看板にYOSHIWARAとか書いてある。外人にあんまり変なこと教えんなよ。 ・ 世界にそびえたつ「新バビロンの塔」は、六本木ヒルズにそっくり。
by oreinUK
| 2005-09-18 01:56
| 音楽、映画とか
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