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同じフラットの住人たちと食事会をしました。
6時半にキッチン集合、ひとり一品つくりましょう、ということで。 アジア人が一堂に会してご飯つくるのだから、まずいわけはなかろう、ということで楽しみにこの日を待っていました。イギリスに着てから、ほんとにうまいものを食べてないので。 住人の紹介。 中国出身のZ選手(男)。年齢はたぶん30代中盤-40代。休日の昼間などに旨そうなものを作っており、今回の優勝候補の一人です。 台湾出身のY選手(女)。経済の修士在籍。参加選手の中で自炊率がもっとも高い一人です。 マレーシア出身のH選手(女)。修士に入学すべく、語学研修中。あんまり作っているところをみないが、たまにデカイフライパンで見事なチャーハンを作っており、Z選手とならび優勝候補のひとりでしょう。 インド出身のC選手(男)。企業の研究所に所属する陽気なおっさんで、若い奥さんと子供と離れ離れだそう。 そして、日本代表の俺inUK選手(男)。日本の威信を守るために、負けられない一戦です。 各馬一斉のスタート。H選手とZ選手はあっという間の早業で作り終え、部屋に引っ込んでテレビを見ています。Y選手も手早く作ったあと、なにやらオーブンに放り込み、でおくれたC選手と僕がキッチンに取り残される形になりました。 僕はなにをつくるか迷ったんですが、直前に父親からもらったメールに親子丼の話がでてたので、思いっきり影響されて親子丼をつくることに。日本酒・だしの素あたりは日本から持ち込んでいるので、なんとかなるでしょう。 でも、よく考えたら、親子丼って今までつくったことなかったなあ。最後はたまごがなべで焦げ付いたのにたまねぎが柔らかくならず、皿に移して電子レンジに放り込む荒業です。むう、日本このまま敗退か。 * * * 出遅れた僕とC選手が20分後に作りおえて終了。部屋に引っ込んでいる人を呼び出して、キッチンでみんなで試食です。 Z選手。なにやらものすごく辛そうな豚汁のような鍋です。僕が口に含んだ瞬間、辛さで思わずセキが出て、一同爆笑。辛いけど、なかなか美味い。唐辛子と花椒がまるごと入っています。 Y選手。あー、これはマーボーナスですね。"Is this ma-bo-nasu?"ってきいたら違う、っていったけど。ちょっと味付けが甘いなあ。台湾は料理に砂糖を結構使うのだそうです。 H選手。なにやら魚の干物を唐辛子で炒めたもののようです。見た目は、最高の酒のツマミですが、ちょっと塩辛いなあ。彼女はこのほかに卵焼きもつくりました。 C選手。なにか小麦粉ベースの皮で芋のペーストを巻いています。住人にあわせて本場よりもだいぶ辛さを抑えたとのこと。彼はこのほかに何か小麦粉の練り物をだしていました。こっちはあんまりだれも手をだしていなかったなあ。 俺inUK選手。まずい。たまねぎががりっとして、卵とささみはがちがち。あー。 宗教とか考えて、チキンと魚くらいしかだめかなと思っていたのですが、中華系の二人は豚肉を使っており、HとCもその皿に手をつけていたので、そこらへんは人それぞれなのかもしれません。全体的に、「うまい!」てなことにはならずに、お互いを気遣う、やさしさのあふれる食事会となりました。 一時は日本の惨敗と思われたこの一戦、各自痛みわけというとこかもしれません。 たべおえたころに、寮のとなりの空き地でボヤ騒ぎ。とはいえ、大急ぎで消防車が押し寄せる日本とは違って、寮の管理人とかがアリバイ的に見にいきながらもめんどくさくてほっとく、というイギリスっぽい展開でなんとなく自然鎮火
by oreinUK
| 2005-05-07 18:47
| UK生活
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